~高雄から世界へ~ 戴資穎、呉佳穎 両選手がパリ五輪へ

【◎文/方栄、林子涵、蔣育荏 ◎翻訳/有田夏子 ◎撮影/劉暁天 ◎寫真提供/孃家、戴萌國際有限公司】

前回の東京オリンピックで、バトミントン女子シングルス銀メダル、射撃女子25mピストル決勝進出という快挙を果たした高雄出身の戴資穎、呉佳穎両選手が、今年パリで、再びオリンピックに出場する。

オリンピック選手戴資穎 (寫真提供:孃家)

パリオリンピックを間近に控える中、バドミントン全英オープンで負傷した戴資穎は、思い切って休養期間を取ることにした。彼女はこれまでも、逆境でも前向きな態度を保つことでたびたび勝利を勝ち取ってきた。「私が一番大事にしているのは勝ち負けではなく、試合で全力を発揮できたのか、以前より進歩できたのかという自身の試合でのパフォーマンスです」。彼女のこうした姿勢こそ、その優れた競技技術とともに、観衆やファンを引き付ける魅力となっている。

オリンピック選手呉佳穎 (撮影:劉暁天)

呉佳穎は、「訓練や試合が生活や日常の一部となっているので、オリンピックに參加するからといって、普段と特別違うことをするわけではありません。やるべきことをやり、順調に試合を終えることができれば」と語る。前回の東京オリンピックで自信を獲得した彼女は、今年のオリンピックを目前にしても平靜さを失わず、明るく前向きな気持ちで戦いに挑む。

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