海辺の夕日 幻想的な旅

紅毛港文化園區(寫真提供/高雄市政府文化局)

【◎文/Winnie ◎翻訳/有田夏子 ◎撮影/Carter、黃敬文 ◎寫真提供/高雄市政府文化局】

2024年も殘りわずか。今年の苦労を忘れたいなら、紅毛港、旗津、彌陀など、高雄の海岸の町を訪れてみては?海辺の風と光を感じ、幻想的な海の景色に洗われれば、新たな気持ちで一年を迎えられるはずだ。

紅毛港文化園區

紅毛港文化園區には、かつて村落移転により歴史の一ページとなった紅毛港集落の遺蹟が保存され、まるで過去の時代にタイムスリップしたかのような光景が広がっている。かつて火力発電所の燃料輸送に使われたルートは、空中游歩道として整備されている。客席が360度回転するレストランでは、大きな船が港に入る壯大な景色を、近距離から眺めることができる。

旗津「鍾愛の門」(撮影/Carter)

旗津「鍾愛の門」

約3キロメートルの海岸線が綿々とつづく旗津海岸公園は、異國情緒の豊かな景色が特色の、高雄で最も人気のある夕日鑑賞スポットだ。近隣には、動く光のライトアップが美しい「星空隧道(星空トンネル)」、「彩虹教堂(虹の教會)」、臺灣で唯一夜間も參観が可能な「高雄燈臺」などの見どころがたくさん。ロマンチックな夕暮れの旅はここから始まる。

彌陀漁港の海上游歩道(撮影/Carter)

彌陀漁港の海上游歩道

「臺灣で最も魅力的な漁港」の稱號を獲得したこともある彌陀漁港には、S字のカーブを描く海上游歩道、カラフルな裝飾の堤防、海の展望臺など、寫真映えするスポットがたくさん。水遊びのできるビーチ、ブランコや滑り臺のある遊び場もあり、子どもたちが羽を伸ばすのにもぴったりだ。アフタヌーンティーの時間帯になると、海を黃金色に染める夕日を一目見ようと、多くの人たちがここへ集まって來る。

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