「円夢新聲合唱団」 東南アジアの旋律
撮影/Carter
【◎文/蔡蜜綺 ◎翻訳/有田夏子 ◎撮影/Carter】
高雄市旗山區円富中學校「円夢新聲合唱団」の子どもたちが、臺灣では聞く機會の少ない東南アジアの楽曲を高らかに歌い、民族融和の美しいハーモニーを響かせる。
同中學校では、6年前に生徒の4割以上がベトナム、インドネシア、タイ、カンボジア、ミャンマーなどの國から臺灣へ移民した「新住民」の子どもたちとなったことから、合唱をつうじて母親の祖國の文化を理解してもらいたいという理念のもと、「円夢新聲合唱団」が設立された。子どもたちが歌で母國語を學ぶことで、家庭內での対話や理解が深まり、多くの母親たちが感激したという。
撮影/Carter
母親がベトナム出身の力佩婕さんは、「家では主に中國語や臺灣語を使っていて、母親の母國語を學ぶのは簡単ではないですが、頑張りたいです」と意欲を見せる。
撮影/Carter
もっと読む…(Love Kaohsiung 愛・高雄 英日版トップページへ)